こんにちは。元消防士でこのブログを書いているゆきち(@yuki_one2)です。
春への移り目ってなんか独特な匂いがしますよね。
この頃はだいたい環境が変わる季節なので退職した今でも、あの独特な匂いをかぐとドキドキします。

さて今回はこれから社会人になる人に知ってほしい、お金の管理を紹介します!
日本の教育はお金についての勉強をさせないので、学生が終わった瞬間によく分からないことがたくさん出てきます。
そこでお金のことをよく分かっていない、おじさん達の話を鵜呑みにすると損をします。

ズバリ社会人のお金の管理で大事なことは2つです!
- 給料を上げるのではなく、支出を減らす
- 貯金をしないで投資をする
これさえ確実に守っていれば、社会人になってお金に困ることはないでしょう。
お金に関することは学校では教えてくれないですが、知識があると無いとでは損得がまったく違います。
この記事には社会人に必要な「具体的にお金を貯める方法が」詰まっています!

新しく社会人になる人に見てほしい!社会人が知るべきお金の知識【6選】
新しく会社の一員になると、いきなり難しい単語が出てきます。例えば…
- 社会保険
- 医療費控除
- 年末調整
- 源泉徴収
社会人ならみんな知っていそうですが、何となく分かったフリをしていて実際はうやむやにしている人がほとんどでしょう。
仕事にはうるさいくせに、お金に関しては興味がないのが多くの社会人の実態です。
そしてお金に関して知識が無い人に限って、給料を増やそうとし残業 を頑張るのですが、それでは何のために生きているか分かりません。
そのために押さえておくべきことが以下の6つです。
- 銀行口座の選定
- クレジットカードの選定
- 医療保険
- ふるさと納税
- 投資
- 飲み会

給与をもらう銀行口座は大事
会社に出勤した初日に、給与口座の銀行を設定することでしょう。
ここで指定する銀行はとても大事です。
「学生の頃から使ってるから、あの銀行でいいや」と何も考えずに設定するのはナンセンスです。
銀行によってATM手数料や振込手数料が無料になる銀行口座があります。
銀行に手数料を払うことはとてももったいないことで、無料になる手段があるので銀行口座は選んで決めるべきです。
銀行口座のおすすめは 住信SBIネット銀行 や 新生銀行 という「ネット銀行」です。
また会社によっては振込手数料などの関係で「指定の銀行口座でないとダメ」と言い出す会社もあるかもしれません。
しかし労働基準法ではそんな拘束力はなく銀行口座の指定は自由です。
会社側の都合に過ぎないので後からでも振込口座は変えましょう。
(しかし争いは避けたいので、言い方や対応は大事にしてください。)
クレジットカードもよく考えて持つ
まずクレジットカードを持ちたくないという人は、この先の時代は必須なので持ってください。

そんな人は自分の使ったお金を把握できれば問題ありません!クレジットカードと連動している家計簿アプリを使いましょう。
話題にもなっていますが、2019年はキャッシュレスがかなり勢いを増してきていて、今後は現金決済を拒否する店舗も出てくることでしょう。
クレジットカードはキャッシュレスの先駆け的存在です。カード1枚は持っておくことをおすすめします。
現状でおすすめなのは「Kyash」というチャージ式のカードと、「ANAカード」を組み合わせる方法です。
クレジットカードについてはちょっと複雑なので、自分にあったものを選ぶにはもう少し情報が必要です。
また期間限定のキャンペーンを利用することで、さらにお得なカードもあります。3月末まで LINE Pay で20%還元などを実施しています。
クレジットカードは自分の生活と非常に密接した存在です。常に自分に一番合ったカードを選びましょう!
医療保険には入りすぎないように
保険はまるまる無駄な出費になることがほとんどです。
冒頭でも言った通り支出を抑えることが何よりも重要なので、保険は一番気を付けなければいけないことです。
保険に入らずとも会社の医療保険はすでに手厚くなっているので、まずは自分の現状を知っておきましょう。
また会社員になると新入社員めがけて、「保険会社の営業」が群がってきます。
保険営業の人たちも仕事であり、自分の成績のため、会社の業績のために頑張っていますが必ずしも良い人ばかりではありません。
ひどい人だと保険にはついて何も知らない若い人を言葉巧みに誘導し、月1万円の契約を結ばせることもあります。
結論から言うと結婚をしていない新入社員に保険は一切必要ありません。まだ守るものもそんなに無いので、健康保険の保障だけで間に合う場合がほとんどです。
くれぐれもよく分からない保険には加入しないようにしましょう!
また保険の中には積み立て式のものがあり、保険にかけたお金が無駄にならないものがありますがこういう商品にも注意です。
なぜなら積み立てをするなら、違う投資をした方が圧倒的に効率的だからです。
営業の人は保険商品を買ってもらうために、商品のメリットしか話しません。良いように聞こえますが、基本的に保険は加入しなくていいでしょう。
ふるさと納税は初年度からはじめるべき
ふるさと納税 も一般的になってきましたが、社会人になると誰もが ふるさと納税 を利用できるようになります。
かんたんに ふるさと納税 について説明すると、地方の特産品をウェブ上で購入すると後日そのお金が返ってくる制度です。
給料をもらうようになれば誰でもはじめることができ、メリットしか無いので一年目から利用することをおすすめします。
ふるさと納税は給料や家族状況によって利用できる金額が変わるので、現状を把握してからはじめましょう!
積み立てで投資をはじめる
よく親世代は「貯金」をしなさいと言いますが、この時代には適していません。貯金ではなく「投資」をするべきなのです。
投資といっても 株式 や FX などの、ある程度の知識を必要とするものやハイリスクのものはおすすめしません。
抑えるべき投資は「知識が不要」で「放置が可能」なものです。
まずは iDeCo と 積み立てNISA をおすすめします。
iDeCoやNISAの最大のメリットは、投資できることではなく税金が節約できる点です。
つまり投資をはじめるだけで一定の利益は100%確保されます。
またいきなり投資といっても、その分のお金を残すことは難しいことです。
iDeCo や NISA なら毎月自動で引き落とされる「積み立て式」で運用できるので、お金を残そうと意識しなくても投資のお金を作ることができます。
積み立て投資にはリスクを下げる特徴もあります。
さきほど言った積み立て保険にお金をかけるのではなく、iDeCo や NISA から積み立て投資をしましょう。
飲み会は行き過ぎないこと
社会人と言えば飲み会ですね。
コミュニケーションの場として使われて、入社した日から歓迎会が行われることでしょう。
飲み会が悪いとは言いませんがやっぱり高額です!
自宅で一般的な食事なら500円程度で済むところ、一回の飲み会で3,000~5,000円はかかります。
たまにの出費なら問題ないですが、これが続くようであれば何のためにお金を稼いでいるのかわからなくなります。
さらに時間ももったいないです。自分にとって有益な情報がある環境なら飲み会にいく価値はありますが、そこで何時間もどうでも良い話をしているようならこんな無駄はありません!
飲み会で得られるものもたくさんありますが、お金と時間と行く価値があるのかバランスを考えましょう。

まとめ
新社会人か押さえるべきことは以下の6つです!!
- 給与口座の選択。
- クレジットカードの選択。
- むやみに保険に加入しない。
- ふるさと納税はやる。
- iDeCo と NISA をはじめる。
- 飲み会で消耗しない。
給料が少ないからといって残業で自分の身を削るのはやめましょう。大事なのは効率と健康です!
給料を上げようと考える前に支出を減らすことを考えてください。
お金の使い方ひとつで一年も経てば、何もしていない人とは大きな差が生まれます。大事なことは情報を知っているかどうかです。
社会人になってからは情報を取りに行っている人が最後に勝ちます。
